- 簡単にWebライティングを学びたい
- 文章が上手くなりたい
- サクッと覚えてすぐ使いたい
ここで解説するのはWebライターやブロガー向けの内容。真似するだけでOKなので、初心者でも簡単に実践できます。
Webライティングについて様々なテクニックが紹介されていますが、すべては読者のためです。
ネットで検索するユーザーは1秒でも早く答えが知りたいので、シンプルかつ丁寧なライティングを意識してください。
この記事で紹介するコツを実践するだけで、読者が見やすく理解しやすい文章が書けるようになります。
基本的な文章は別記事のゼロから始めるWebライティングの書き方で解説しているのでご覧ください。
初心者でも簡単に真似できるWebライティング3つのコツ

Webライティングは、わかりやすくストレスを感じない文章が理想的です。まずは下記の3つを試してください。
- 結論から書く
- 語尾を連続させない
- 長く書かない
シンプルな内容ですが、初心者ライターはできていない人が多いです。
結論から書く
結論を先に書いてください。記事の各見出しごとにまず結論です。
Webライティングでは「PREP法」がよく使われています。以下のような順番で文章を組み立てる文章の型ですね。
- Point(結論):結論は〜です
- Reason(理由):なぜなら〜だからです。
- Example(具体例):例えば〜のように。
- Point(結論):なので〜が有効です。
ライティングマニュアルにも「まずは結論を先に」と記載されていることが多いです。前置きはいらないので、答えを先に伝えてください。
語尾を連続させない
Webライティングでは「です・ます」を連続で使わないほうがリズムのいい文章になります。
同じ語尾を連続すると単調な文章になるうえに、読者に幼稚な印象を与えてしまいます。できれば2回までにしておきましょう。
語尾に関する指示がない場合もあるのですが、語尾が変わるように文章のバリエーションを増やしておくのがベストです。
長く書かない
文章は始まりから「。句点(くてん)」までを50文字程度にするのが理想です。
1つの文章に1つの情報だけ記載する「一文一義(いちぶんいちぎ)」を意識すると文章がコンパクトに収まります。
- 一文を50文字以内に収める
- 「、読点(とうてん)」は2つまで
- 伝えるのは1つのことだけ
Webライターなら基本的にクライアントに合わせないといけませんが、上記がマイナスになることはないはずです。
Webライティングで求められる5つの要素

ここからもう少しWebライティングに求められる文章について解説していきます。
- 具体的な数字を使う
- ユーザーに寄り添った文章
- 3語以上は箇条書きを使う
- 無駄な表現は徹底的に削る
- 言葉の表記を統一する
小学生でも理解できるわかりやすい表現を意識してみてください。
具体的な数字を使う
年数や実績などは数字を使ったほうがイメージしやすいですし、信頼も得られやすいです。
- 昔は→1970年代は
- すぐ読み終わる→3分で読めます
- 過去最高の→月100万達成
例えば昔は〜の表現だと「昔っていつだろ?」と読者に疑問が残る文章になり、なんとなくスッキリしない印象になってしまいます。
読者に寄り添った文章
あなたの書きたいことではなく、悩みをもった読者が求めている情報を書いてください。
- 読者の知識や目線を合わせる
- 万人ではなく1人に語りかける
- 次に行うことも準備できたら最高
記事をじっくり読んでもらうためには、読者の悩みを解決できる文章を書かなければいけません。
3語以上は箇条書きを使う
複数のことを紹介するときは、箇条書きにするとわかりやすくなります。下記を見比べてください。
箇条書きを使う理由は、見やすさ、わかりやすさ、覚えやすさです。
- 見やすさ
- わかりやすさ
- 覚えやすさ
上記のように見た目の変化があるため、スマホでスクロールしていても目に止まりやすくなるメリットもあります。
無駄な表現は徹底的に削る
Webライティングは、無駄を省き必要な情報のみ残さないといけません。クライアントによってはゴリゴリ削られます。
- 〜ことができます→〜ができます
- 〜ということになります→〜になります
- まず最初に→最初に
無意識に使ってしまう表現が多く、知っていてもうっかり忘れてしまいます。
言葉の表記を統一する
文章内で使う「漢字」や「記号」の表記は揃えてください。特に漢字は注意です。
- 数字は「半角」で揃える
- 記号は「全角」で揃える
- 「時」ならずっと「時」を使う
表記が漢字だったりひらがなだったりするのはNG。「あの時」と使ってたのに文章のどこかで「あのとき」となっているのはダメです。
ライティングを上達させるのに効果的なこと

文章の上達にはある程度の慣れが必要です。
- とにかく書くのを辞めない
- たまに本を読み返す
- フィードバックを受ける
はじめは書くだけで精一杯だったとしても、だんだん考える余裕がでてきますよ。

継続:とにかく書くのを辞めない
文章は書き続けることで「苦痛」に感じなくなります。書くのを辞めない人=伸びる可能性がある人です。
今は2時間かけて500文字すら書けなくても、コツコツ続けることで1,000、1,500と書ける文字数が増えていきます。
もし文章を書くのが嫌いじゃないのなら、とにかく続けてみてください。無理な人は書くことすら無理なので。
復習:たまに本を読み返す
たまに本を読み返すと、はじめは気づかなかった新しい発見があるかもしれません。
1回読んだ本でも、あらためて見返すことで自分の成長にも気づけるのでおすすめです。

改善:フィードバックを受ける
第3者に文章を修正してもらうと、自分では気づかないクセにも気づけます。初心者のころは「フィードバック有り」の案件のほうが成長できます。
- 記事を納品
- フィードバックがくる
- 修正 or 次回に活かす
ただひたすら書いていても間違いに気づけず、成長しにくくなってしまいます。変な自信がつくのは危険。
まとめ:Webライティングはわかりやすく簡潔に!

Webライティングにおいては、文章が上手い人=伝えるのが上手い人になります。
どんなに豊富な知識があっても、伝えられないと意味がありません。例えるなら、つまらない授業をする先生みたいな感じですね。
- 読者の悩みを解決する
- わかりやすく伝える
- 無駄に長く書かない
Webライティングでは、基本的に読者の悩みを解決できる文章だけが求められます。
しかし読んでいて心地のいい文章は、それだけで評価されるものかなと思います。
しんどいときもあるかもしれませんが、コツコツと高みを目指していきましょう。

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